道路や園芸ハウスの融雪、生活用水、工業用水等に使う井戸の掘削を行っています。当社はパーカッション工法、ロータリー工法の2種類の掘削機を持ち、地層に合った工法を選択してより早く、より確実に井戸を掘っています。
福井県内でも土地(地盤)によって井戸の掘削深度は変わります。 創業以来培われてきた約70年分の地層データを元に、どれくらい掘削すれば必要な水量が確保できるか熟知しております。 まずは、お気軽に相談くださいませ。
井戸の仕上げ口径(呼び径)600mmまでの堀さく工法は、主にロータリー工法とパーカッション工法があります。弊社はこの2種類ともに機械を所有し、場所に応じて使い分けることで、お客さまのニーズにお応えできるよう万全の体制を整えております。
ドリルパイプの先端につけたビットに回転と荷重をかけて削孔し泥水を循環して掘りくず(カッティングス)を地上に上げます。パーカッション工法に比べ振動・騒音が少なく、堀削速度が速いのが特徴です。深度600m程度の深井戸も掘削できます。
ワイヤーの先端に取り付けたビットを上下して、打撃により孔底を削孔し、カッティングスは下端に弁がついた筒状の道具(ベーラ)にて汲み上げます。深度は350m程度まで可能です。
お気軽にご連絡ください!直接現場担当者がお伺いいたします。ご要望をお聞きし、機材搬入できるかどうか等を現地にて調査いたします。
福井県一のさく井に係る実績データをもとに、どの位掘れば地下水が出るのか等、資料と現地調査に基づきお見積りいたします。
掘削場所や機材の配置位置・施工日を決定いたします。
主に10tトラックに掘削機械を乗せ、搬入します。現場では25tクレーンなどで掘削機を設置します。機材等を設置する際の安全面を最大に配慮し、準備させていただきます。
ビット(掘削)とベーラー(汲み上げ)を使用して掘り進めていきます。ベーラーで汲み上げた地層を確認しながら地下水の豊富な帯水層を求めていきます。予定深度までの掘削が終わったら電気検層をかけ帯水層を特定します。そしていよいよケーシングパイプ挿入です。ケーシングパイプ挿入とは掘削した井戸が崩壊しないように、塩ビ管(VP)や鉄管のパイプを穴に入れることです。帯水層にはストレーナー管(穴の開いたパイプ)を入れ地下水を採取出来るようにします。ケーシングパイプ挿入が終わったら、裸孔とケーシングパイプの間に豆砂利を充填します。 最後に孔内洗浄です。ベーラーにて管内の汚れを出来るだけ汲み上げます。
掘削機と櫓を解体し撤去します。出来上がった井戸の周りもしっかり埋め戻します。
工事現場を片付けて掃除をし、完成・引渡しとなります。